平常心 サッカーの審判という仕事

平常心 サッカーの審判という仕事

上川さんだぜー。この本はホントにおもしろいね。
試合を生かすも殺すも審判次第なんだよねやっぱり。

W杯のイングランドトリニダードトバコ戦で上川さんがミスジャッジをしたときの裏話が一番好き。

 この事態を収拾するために、キャプテンのベッカムではなく、あえてジョン・テリーに説明することにした。テリーのプレーぶりを見ていて、話が通じるように感じたからだ。
 ミスに気づいたので、テリーに「私はミスをしてしまった。ドロップボールではなくゴールキックで再開するよ」と言ったところ、彼も「わかった。あなたがしっかりミスを認めるのなら我々は何も問題はない」と言ってくれたのである。
 テリーを選んで話したのが正解だった。話をするときは、こちらの立場を理解する相手を選ぶというのも重要なポイントだ。

やっぱテリーじゃー!!